皆さんこんにちはフィジオライオンです。
現在、急性期病院で理学療法士として働いて10年目(2022年度時点)となります。
理学療法士は臨床業務や研究で扱う専門分野が広く日々の勉強が欠かせません。
この記事では理学療法業界で働く方にとって仕事に役立つおすすめ書籍を紹介していきます。
実際に買って「すごくためになった!」と思ったものを厳選して載せているので書籍を探す際に参考にしていただければ幸いです。
※随時追加中
拘縮対策
エンド・オブ・ライフケアとしての拘縮対策
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書評
理学療法として、拘縮予防・治療に関わることは頻度は高く、難渋する症例を経験することも多いと思います。書籍では、療養病床を有する青梅慶友病院の実践および長崎大学大学院の沖田実先生による基礎研究からの知見を併せて学べるようにまとめられています。日々の臨床でなんとなく拘縮予防・治療を行っているセラピストに対して、予防・治療の新たな視点を提供してくれるためお薦めの書籍となります。
研究
心理職のためのエビデンス・ベイスト・プラクティス入門 エビデンスを「まなぶ」「つくる」「つかう」
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書評
最近、Evidence Based Medicine (EMB)は当たり前の用語となっています。日本理学療法士協会でも取り上げられています。そのEBMを基礎から学び、臨床や研究に活用する上で本書は大変役立ちます。タイトルに「心理職のための」とありますが、本書を読んで心理業界と理学療法業界の置かれている立場は非常に似ていると感じました。理学療法業界の抱えている問題に対しても大変役立つ書籍となっています。特に本書は、文献を読んでいるけど、どのように情報を取捨選択すればいいのか分からず悩んでいる方にお薦めとなっています。
必ずアクセプトされる医学英語論文 改訂版
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書評
英語論文に初めて挑戦する方の必読書!!フィジオライオンは英語論文を書く際にいくつか書籍を読みましたが、この本が一番役立ちました。本書はIntroduction、Methods、Results、Discussionのパートごとの押さえるべきポイントをわかり易く説明してくれています。初めて英語論文に挑戦するしようとして、何から手を付ければいいか悩まれている方に是非お薦めします。
昨日の自分よりも1%成長がモットーのフィジオライオンがお送りしました。
今後ともよろしくお願いいたします。